革の特性

素材=天然のもの

革=レザー は天然のものなので、一枚一枚その「顔」が違います。
「顔」というのはつまり、シワの入り方・血筋・キズ等々のこと。
例えはですが分かりやすい!と合点がいくのは、私たち人間も一人一人シワの入り方も違えば、ケガした箇所も違う。
虫刺されが多かったり、少なかったり、引っ掻いちゃったり・・。

当工房で使っている革はほぼイタリアンレザー。
イタリアの革、特に皮としての性質を色濃く残した革を使っているので、革を切り出すときは、「このシワを鞄の・財布の・作ろうとしているものの、どの部分に使うか」ということを考えたりします。

その個体差をどうとらえるか。

私たちは「違い」を生かして、よりオリジナルティのあるものづくりができればいいと考えています。

イタリアンレザー
革の表面の傷=生きた証
DSC7752
傷の少ない部分