革工房Bottega Glicineでは主に日本製・イタリア製の高品質の牛革、なかでもベジタブルタンニンレザーを厳選して使っています。
Italian leather – イタリアンレザー
Bottega Glicine で使っているイタリアの革はすべてバケッタ製法という方法で鞣されたレザーです。
その製法とはイタリア・トスカーナ地方で長い歴史を持つ、中世の時代から伝わる化学薬品などを使わない伝統的な革の鞣しの手法です。
手間をかけじっくりと時間をかけて革を鞣す伝統的な製法は、今ではごくわずかなタンナーによってのみ継承されています。
コストがかかっても”伝統的なものを守って行く”ということに関しては非常に高い意識があるイタリア。
イタリア植物鞣し本革組合が認定した伝統的製法のバケッタ製法はコストがかかる手法だけれども、その分、一枚一枚手作業により丁寧に手染めで仕上げられた革には、柔らかく独特のコシと特有の色合いが生まれす。
同じ工程を経ても、全く同じ色に仕上がることはなく、生産毎に若干の色の違いがあります。
革製品の裏側には、革の品質を守る「革をつくる職人」の技術が存在します。