寒い寒い冬。
「大切にしている革製品の表面が白い」ということはありませんか。
そんな時、まずは焦らずに対処しましょう。
冬、オイルをたっぷり含んでいるオイルレザーの場合、表面に白いものが見えることがあります。
気温が下がる冬。気温が下がることで革にも変化が出てきます
当店に展示している革製品でも使っている革によってはいつもより硬く感じられることも。
でもそれは、気温が低いせい。
もし「革の表面が白い!」と困っている方は、まずは製品を暖かい部屋にしばらく置いて様子を見てみましょう。
次第に白いものがなくなるかもしれません。
これはしないで。
トリートメントクリームやオイルを入れてみようというのは避けてください。革が余計に白くなります。
白いものの正体
ではなぜ白くなるんでしょう。それは、気温・温度が下がることで革に浸透しているオイルが浮いてきてしまうから。なめしの工程で加脂されたオイルが浮き出て来ているのです。
なので、「冬に革が白い」という場合、まずは暖めてみてください。
暖房が効いているリビングがいいかもしれませんが、気長に待ちましょう。
もしくは出窓・縁側のようなほんわか温かい場所がいいでしょう。
解決しない場合、それはカビかもしれないので別の対処が必要です。